の置き換え例 バージョン054まで、頭子音ではg、末子音ではngとしていましたが、すべてngに統一しました。ngで一音素ですのでngを一文字として意識してください。例えば、3のthamngaan
のように間にngが入る場合、thamng/aanではなく、tham/ngaanと発音するようにして下さい。4の場合もどうように、sa/ngopです。
V0.78の例です。
タイ文字 | 発音記号 | ローマ字 | |
1 | เงียบ | ŋîʸap | ngiap |
2 | ทำงาน | thamŋaan | thamngaan |
3 | งาน | ŋaan | ngaan |
4 | สงบ | saŋòp | sangop |
5 | ของ | khɔ̌ɔŋ | khoong |
6 | ทาง | thaaŋ | thaang |
7 | เครื่อง | khrɯ̂aŋ | khrwang |
8 | สวย | sǔʷai | suai |
米2の例 ŋ の位置は文字範囲の中間ですが、頭子音です。旧表記のthamgaan はthamngaanになりました。ローマ字ですと、 [thamng/aan]と切って発音してしまうことがあります。[tham/ngaan]のようになります。ng はŋ の一字の置き換えです。ローマ字で認識とき、ngを末子音であろうと頭子音であろうと、同じ鼻濁音で一音を表します。
米4の例 [saŋòp」は、「sàʔŋòp」が省略されている形です。これは、[sa/ngop]とと[sa]で切って発音します。
米1と3 ŋ を ng にするとソートすると、n項の中に入ります。งを検索するときは、「ng」から打ちます。
米4、5、6は末子音です、この場合、「ng」 は従来と同じ表記です。
*1と8に小さなyとwがあります。これは渡り音の扱いです。ローマ字では通常のテキスト通り、ngiap,suaiとなります。
(通称RS版)
ローマ字引きは、音で聞いたタイ語をローマ字に置き換えて本来のタイ語を引くための辞書です。発音記号から引くことができれば、それが一番いいのですが、キーボードから発音記号を入力することは、かなり負担になります。このため、英字キーボードから引くことができるようにしたものです。